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EDには放置すると危険です!

2020年06月15日

EDに悩む日本人はおよそ1130万人と推計されています。
50歳代の男性では約40%が、60歳代の男性では約60%がEDに悩んでいるという調査データもあります。
人には言わないだけで多くの男性がEDに悩んでいるということです。

EDには器質性EDと心因性EDがあります。
心因性はパートナーとの相性が良くないために勃起しないとか、過去の失敗を引きずっていていざとなると上手くいかないなどと言ったケースや、うつ病などで性欲そのものが乏しいと言ったケースです。

それに対して器質性は、多くの場合は陰茎動脈の動脈硬化が原因でEDになっています。
つまり、動脈硬化のために、陰茎に勃起に必要な十分量の血液が流れないことが原因です。
陰茎は非常に多くの動脈が走っています。
そのために、いち早く動脈硬化の影響を受けるのです。

動脈硬化が原因のEDだと診断されたということは、心臓や脳や腎臓の動脈も動脈硬化を起こしている可能性が高いということで、EDは動脈硬化の危険サインだと言われています。

心臓が動脈硬化になれば、心筋梗塞を引き起こす危険性が高まります。脳なら脳梗塞や脳出血がハイリスクです。
腎臓が動脈硬化になれば、発症の危険性が高まるのが慢性腎疾患(CKD)です。

動脈硬化や心筋梗塞や脳梗塞は生活習慣病です。
EDを放置しないできちんと治療するということは、これらの疾患を予防することへとつながります。
今までの生活習慣を見直して、生活習慣を改善することが大切です。

EDの患者さんのおよそ8割が喫煙者だというデータがあります。
タバコをたった一本吸っただけで、収縮期血圧(上の血圧)は約20mmHgも上昇することが判っています。
そして元の血圧に戻るまで約15分ほどかかります。これは、タバコが動脈硬化を引き起こしやすいことを証明しています。

タバコは百害あって一利なしと言われていますが、EDでも当てはまります。今すぐ禁煙にチャレンジしてください。

また、肥満もEDのリスクファクターだということが判っています。
食べ過ぎに気をつけて野菜を毎食しっかりと食べる、夜遅くの飲食を控える、適度な運動を行うなどで減量しましょう。
肥満も放置していると、動脈硬化の一因となり心筋梗塞や脳梗塞や脳出血などを招く危険性が高まります。
肥満もタバコと同様で、百害あって一利なしと言えます。

EDは放置して自然治癒するということは期待できません。自然治癒するのであれば、それほど病気として取り上げられないでしょう。
自然治癒しないから、治療薬が販売されていてED外来などもあるのです。

多くの男性が悩んでいるのですから、何も恥ずかしいことではありません。きちんと治療を受けましょう。

EDに自然治癒の可能性はある?

パートナーとの相性が良くなくて勃起しない、性欲が高まるようなパートナーではないと言った場合や、疲れていてその気にならないなどと言った場合は、パートナーが変わればうまくいく可能性もあるでしょう。
疲れがたまっていない元気な時であれば、うまくできる可能性もあるでしょう。

しかし、陰茎の動脈硬化が原因で勃起しない場合は、自然に治癒するということは残念ながら期待できません。
パートナーを変えたり日を改めて再度チャレンジしても動脈硬化が改善しないかぎり、うまくいかないでしょう。

動脈硬化は生活習慣病の一つなので、放置すると悪化するばかりです。
今までの不健康な生活習慣がEDに繋がったと考えるのが妥当なので、まずは、生活習慣の見直しを行って、好ましくない生活習慣は改めることが重要です。

生活習慣病の改善は、栄養と運動と休養の3つの柱が重要だと言われています。
栄養をバランスよく摂り食べ過ぎないようにすること、適度な運動を行うこと、十分な睡眠時間を確保して疲れやストレスを溜めないことが大切です。

バランスよく食べて食べ過ぎないように気をつければ、肥満も解消するでしょう。
脂っこい料理やジャンクフードや間食を減らして、その代わりに野菜を毎食しっかりと食べましょう。
朝ごはんや昼ご飯を抜いて、その分、夜にドカ食いするなどは最も良くありません。1日3食、できるだけ規則正しく食べるようにしましょう。

運動は週に1~2回だけ頑張るよりも、少しずつでも毎日コツコツと運動する方が効果的です。
運動イコールスポーツと考えなくてもかまいません。
体を動かすことや体を運ぶことだと考えて、ウオーキングをしたり、電車やバスを利用せずに一駅だけ歩くなどでもOKです。
できることから始めてみましょう。

夜遅くまで起きていると十分な睡眠が得られないだけでなく、ついつい何か食べたくなってしまうものです。
寝る前の飲食は特に肥満を招くので、夜更かしはほどほどにしましょう。
仕事が忙しい時でも、睡眠時間はしっかりと確保したいものです。十分に睡眠をとると、仕事の効率も上がります。
しっかりと眠るのも仕事の一つだと考えて、睡眠時間はしっかりと確保するようにしましょう。

これらの生活習慣の改善を行えば、薬を服用しなくてもEDが改善することはあり得ます。
しかし、これらの生活改善を何も行わないで、自然治癒する可能性は極めて低いのが現状です。

また、薬を使って治療する場合であっても、これらの生活習慣の改善は大切です。治療の土台は、栄養や運動や休養です。
そして、それらをサポートするためにいろいろなED治療薬がある、と考えるのがベターです。